このページでは、認定プログラム短期留学について、以下の内容を説明しています。
- 認定プログラム短期留学について
- 申請~単位取得までの流れについて
- 必要な語学力
- 留学のための費用
- 学内申請書類
- 注意点
1.認定プログラム短期留学について
海外大学が主催する2~6週間程度の短期プログラムに参加するものです。教育内容の質が担保できるプログラムを千葉大学が選定し、「認定プログラム短期留学」として認定していますので、その中から選択して受講します。世界各国の学生を対象としたプログラムですので、千葉大学の学生のみで授業を受けるのではなく、日本の他大学や様々な国・地域の学生と一緒に学びたい方におすすめです。
認定プログラム短期留学I | 語学授業の受講や、文化体験、フィールドトリップ等を通して語学力及び異文化理解力を向上します。 |
---|---|
認定プログラム短期留学II | 特定のテーマについて、英語により学術的な講義を受けるとともに、多様な国・地域の学生とのディスカッションやグループプロジェクト等を通して学びます。 |
各プログラムには特徴がありますので、プログラム検索ページから興味のあるプログラムをぜひ探してみてください。
※上記の授業科目での単位認定は学部生に限ります。
2.申請~単位取得までの流れについて
認定プログラム短期留学は、留学先大学への申込み、プログラム費の支払い、航空券及び宿泊先の手配等を学生自身が行うものとなります。本学の授業科目により単位付与を行うため、受講を希望する場合は留学生課への事前申請及びプログラム終了後の参加報告書の提出も必要です。
原則として千葉大学に在学したまま留学しますが、留学期間が千葉大学の授業期間と重なる場合は、履修計画について所属学部によく相談した上で留学してください。
情報収集/応募準備
- 参加したいプログラムを探す
- 必要に応じて留学生課に留学相談を行う
- 留学期間が千葉大学の授業期間と重なる場合は、履修計画について所属学部に相談を行う
- 応募要件(語学要件等)を確認し、適宜準備する
※認定プログラム短期留学Ⅱは、プログラムによっては語学スコアの提出が必要です。申請に間に合うよう、計画的に語学試験を受験しましょう。
プログラムへの申込みと留学生課への学内申請
A.【個人申請の場合】
- プログラム主催大学の指定する方法(Web申込/メール申込等)で学生自身が申込みを行う
- プログラム主催大学より申込受付の確認連絡を受ける
- プログラム主催大学による申込受付が確認できる資料を添付し、留学生課への学内申請を行う
B.【千葉大学によるノミネーションが必要な場合】
- 留学生課への学内申請を行う
- 留学生課からプログラム主催大学にノミネーションを行う
- プログラム主催大学からの申請受付結果を、留学生課から学生に連絡
C.【本学指定の留学エージェント経由で申し込む場合】
- 本学指定の留学エージェントに申込を行う
- 本学指定の留学エージェントの指示に従い、学生自身がプログラム主催大学へ申込を行う
- プログラム主催大学より申込受付の確認連絡を受ける
- プログラム主催大学による申込受付が確認できる資料を添付し、留学生課への学内申請を行う
受講料の支払い
- プログラム主催大学の指定する方法で受講料の支払い手続きを行う
渡航準備
- 参加許可書を受け取る
- パスポート取得
- フライトの予約
- 滞在先の手配
※プログラム主催大学が滞在先の手配サポートを行う場合もあるため、必要に応じて利用する。 - ビザの取得(必要な場合)
- 予防接種の接種証明や感染症の陰性証明書の取得(必要な場合)
- 危機管理動画の視聴
- 本学指定の海外旅行保険・危機管理サービス、キャンセル保険への加入
※留学先によっては、その国や大学が指定する保険にも加入する必要があります。 - 海外渡航届の提出(書式は各学部・学府ごとに異なります。)
渡航~プログラムの受講
単位付与に必要な書類の提出
- プログラム修了証・成績証明書等、プログラムの受講完了が証明できる書類を留学生課に提出
- 参加報告書を留学生課に提出
3.必要な語学力
認定プログラム短期留学I | 語学レベルに応じたレベル分けに対応しているため、基本的には初心者から上級者まで参加可能です。ただし、プログラムによっては語学スコアの基準を設けている場合がありますので、受講要件をよく確認してください。 |
---|---|
認定プログラム短期留学II | 英語を使って専門的なテーマについて学ぶため、参加にあたっては一定レベルの英語力が必要です。プログラムによっては、語学スコアの提出が求められる場合があります。語学スコアの提出が不要な場合であっても、CEFRB2程度※の英語力があることを推奨します。 |
※ CEFR(Common European Framework of Reference for Languages:ヨーロッパ言語共通参照枠)は、言語能力を評価する国際指標です。CEFR B2は、TOEFL ITP543、TOEFL iBT 72、IELTS 5.5程度に相当します。
各プログラムの概要や必要な要件等について調べたい ⇒ プログラム検索ページへ
各種語学試験や語学学修ツールについて知りたい ⇒ 語学学修ページへ
4.留学のための費用
留学する国・地域や留学期間により異なります。以下に費用の例(授業料及び滞在費の合計)を示しますので、比較検討の参考にしてください。渡航時期、物価、為替の影響等により費用が変動する場合があります。
費用の一例 | 韓国2週間...20~25万円程度 台湾3週間...20~35万円程度 ドイツ4週間...20~25万円程度 米国2週間...50万円程度 |
---|
その他、以下のような費用がかかります。
- 航空券費用
- パスポート申請にかかる費用
- ビザ取得にかかる費用
- 海外旅行保険および危機管理サービス(プログラム参加者は、本学指定の海外旅行保険および危機管理サービスに加入する必要があります。留学先によっては、その国や大学が指定する保険にも加入する必要があります。)
- キャンセル保険
- 予防接種費用・感染症の陰性証明書の取得費用等(必要な場合)
- 通信費(Wi-Fi端末やSIMカードなど)
- 交通費
- 食費(ホームステイの場合、ホームステイ費用に食事代も含まれる場合があります。)
5.学内申請書類
Moodle(こちら)から学内申請書をダウンロードし、必要事項を入力の上、留学生課に提出してください。
※認定プログラム短期留学は、学内申請のみでは完了しません。学生自身が、プログラム主催大学に申請を行う必要があります。
6.注意点
- プログラムに申し込む前に、本学及びプログラム主催大学の募集要項や応募にあたっての注意事項をよく読んでください。
- 認定プログラム短期留学が入学後初回の留学となる方については、ENGINEサポート の支援があります。
- プログラムの開講区分は、「集中」です。「集中」科目を単位上限に含むかについては部局ごとに取扱いが異なりますので、申し込む前に各学部・学府の履修案内等で確認してください。
- 申込みにあたり、学生ポータルでの履修登録は不要です。
- プログラム申込み完了後の取消しには、プログラム実施大学等が定めるキャンセル費用がかかります。受講要件を満たしていないことが分かった場合等も同様です。申込みにあたっては、プログラムの受講要件や、内容、実施日程等を必ずよく確認してください。
- プログラム申込時にパスポートの有無は問いませんが、有効なパスポートをお持ちでない方は速やかに新規取得・更新手続きを行ってください。
- ビザの要否や手続きは各自の責任において事前に調べてください。ビザ申請に際して、大使館の予約、申請に必要な書類の準備等に一定の時間を要します。また、申請時期によっては、ビザ取得までに3か月またはそれ以上の時間を要する場合があります。
- 認定プログラム短期留学は、プログラムへの申込み、航空券・宿泊先手配等、留学に必要な手続きを学生自身で行っていただくものとなります。必要な書類や手続きに要する時間等について、申込みにあたって事前に調べておいてください。
- 提出物等、指定の期日はしっかり守ってください。