タイの社会・経済に関するフィールドスタディ

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学年
4年
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所属学部
法政経学部
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参加プログラム
タイの社会・経済に関するフィールドスタディ
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留学期間
2023年8月~9月(2週間)
本プログラムを選択した理由をおしえてください。
2年ほど前にオンライン留学を経験したが、学生のうちに海外経験をしたいと思い希望した。
今回のプログラムを選択した理由は、東南アジアに関心があったからである。特にタイは昨今、観光業が成長し、世界中から観光客が集まる観光地でありながらも格差が大きな社会問題となっており、実際に訪れ学ぶべきことがあると考え希望した。
授業やフィールドトリップの内容についておしえてください。
大学の授業を受けるのではなく、毎日異なったプログラムが用意されている。マヒドン大学の学生とバンコク市内を回ったり、世界的な観光地となっているホアヒンを訪れたりし、観光業や経済の発展とその背景について学ぶことができた。また、移民労働者や家族への支援活動を行うNPO法人を訪れ、活動内容を学び移民の子供たちと交流した。その他にもタイや東南アジアに企業が出店する場合を想定した成長するための経営戦略を企画、発表するグループワーク、タイの伝統的な住まいや料理、工芸品の体験ができる村での生活など、そこでしか経験できないようなプログラムが用意されている。
プログラム履修前と履修後では、どのようにイメージが変わりましたか。
プログラム前は、東南アジアやタイへのイメージから日本との生活様式の違いで苦労すると予想していた。しかし、食事や公共交通機関での移動について、その他守るべきマナーについて事前学習が用意されており。日本との違いを恐れることなくプログラムを楽しむことができた。当初の予想とは異なり、それらの違いを楽しみ、またその違いから学ぶ機会も多かった。

プログラムを履修して、どのような能力が向上しましたか。
言語学習へのモチベーションが向上した。互いに非ネイティブであるため、相手が理解しやすい英語を考えなければならないため、より意思疎通のツールとしての英語が成長したと感じた。
また、初めての土地、文化に身を置くことへの抵抗感が薄れ、むしろそのような場へ飛び込みたいと思うようになった。挑戦する力が向上したと感じる。
今後、プログラムで得た経験をどのように活かしたいですか。
ニュースで報じられるような海外の問題は自分に関係のないことではなく、それに苦しむ人や解決しようとする人がいることを実感した。また、これらの問題は私たちの生活とも必ずどこかで結び付いていることを知り、日頃から社会問題に関心を持つとともに、積極的に異なる文化、社会に踏み出すことで得られる体験に今後も取り組みたいと感じた。
渡航プログラムへの参加を考えている学生へアドバイスをお願いします。
このプログラムの魅力は、実際に足を運んで現場を訪れること、ネイティブスピーカーではない人同士が英語を通じてコミュニケーションを図ることだと思います。本当にタイでしか経験できないことが毎日用意されています。また、私自身英語はほとんど話せませんが、簡単な英語で意思疎通ができた際は喜びと共に、言語学習のモチベーション向上にも繋がりました。少しでもタイや東南アジアに関心があれば、ぜひ参加してみてください。
1日のタイムスケジュール
6:30 起床・朝食
8:30 ホテルロビー集合・出発
10:00 移民労働者を支援する団体を訪問・レクチャー
12:00 昼食
13:30 移民の子供たちの学校を訪問
16:00 マーケットを訪問
18:00 夕食
20:00 チェックイン