タイの社会・経済に関するフィールドスタディ

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学年
2年
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所属学部
教育学部
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参加プログラム
タイの社会・経済に関するフィールドスタディ
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留学期間
2023年8月(2週間)
本プログラムを選択した理由をおしえてください。
本プログラムを選択した理由は、私は教育学部に所属しており、自分の専門分野以外の政治経済がテーマとなるプログラム構成に魅力を感じたからです。また、実際にタイ国内の様々な施設や観光地に行く機会があり、旅行と留学の中間のような内容も良いと考えました。さらに、留学期間も10日間と短く、他プログラムと比べて費用も比較的少ないことから、初めて東南アジアに行くにはちょうどよいプラグラムであると思ったからです。
授業やフィールドトリップの内容についておしえてください。
私が参加したプログラムには、大学での授業は含まれていませんでしたが、タイの最難関大学と呼ばれるチュラロンコン大学への訪問や、マヒドン大学の生徒さんと一緒に計画する小旅行など現地の学生と交流する機会がありました。また、現地の日本企業の1つである三菱モーターズへの企業訪問や、海洋学術研究所でのレクチャーなど様々な分野からタイについて学びを深めることが出来ました。また、宿泊先は主にホテルでしたが、1日だけ現地のホストファミリーの家にも泊まらせて頂きました。基本的にホテルに着いた後は自由時間で、友達とご飯を食べに行ったり、お土産を買ったりして過ごしました。
プログラム履修前と履修後では、どのようにイメージが変わりましたか。
観光地としてのタイから、ASEANの中のタイという視点でタイという国を捉えることが出来ました。タイは、都市と地方で人々の暮らしが大きく違います。バンコクなどの急速に発展しているタイの一面を見ることが出来た一方で、地方の人々の暮らし、社会問題になっているスラムの人々の生活までも見ることが出来ました。また、日本と同じようにLINEが広く普及している事や、日本の企業が多く進出している事からも親日国であることが分かりました。


プログラムを履修して、どのような能力が向上しましたか。
タイで主に使われている言語はタイ語です。現地の学生や先生からタイ語を教えて頂き、それを使ってコミュニケーションを取ることはとても面白く、タイ語をもっと知りたいと思うようになりました。また、私は10日間女子グループの班長を務めましたが、見知らぬ土地でチームを率いる立場として過ごすことは、私に大きな自信を与えてくれたと思います。不便な部分も多くありましたが、「自分にとっての当たり前が当たり前ではない」事を知った経験は、とても貴重なものだったと思います。
今後、プログラムで得た経験をどのように活かしたいですか。
本プログラムを通して、タイと日本の繋がりを強く感じました。自分の知らないところで日本が異国に大きな影響を与えており、それがその国の発展に貢献していると知り、とても誇らしい気持ちになりました。また、見えている部分だけでは物事を十分には理解することが出来ず、実際に現地を訪れる事で学ぶことも多くあると改めて気づきました。この経験を活かし、これからも様々な事に挑戦し、自分の目で見て感じ、考える事を大切にしていきたいと思っています。
渡航プログラムへの参加を考えている学生へアドバイスをお願いします。
タイはサバイ(心地よい)とマイペンライ(どうにかなる)の国と言われています。実際にタイを訪れる事で、みんなさんもこの2つを肌で感じると思います。このプログラムを通して、皆さんは多くの観光客が訪れる「微笑みの国タイ」としての一面だけでなく、よりリアルなタイを知ることが出来るでしょう。また、本プログラムでは国際教養学部の石戸光教授が同行してくださいます。先生はタイの大学でも講義をされており、大変博識な方です。先生の解説の元、タイを訪問することが出来るのはとても有意義で、よりタイへの理解が深まりました。皆さんにも、本プログラムを通して、素晴らしい体験をしていただきたいと思います。
1日のタイムスケジュール
8:30 起床
9:00 朝食
10:00 ホテルのロビーに集合
10:10 ホテル出発
10:30 現地大学生と合流&一日のプラン決め
11:00 バンコク市内観光
20:00 ホテル到着
22:00 就寝