多様性の国、インドを学ぶプログラム

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学年
2年
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所属学部
法政経学部
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参加プログラム
多様性の国、インドを学ぶプログラム
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留学期間
2025年8月(3週間)
本プログラムを選択した理由をおしえてください。
以前からインドには興味があり、直接現地に赴くことは少し抵抗があったが、オンラインでもインドの文化を体験できることに惹かれたから。また、ハイレベルな英語力を求められないことが私に合っていたことに加えて、積極的にインドの人々とコミュニケーションをとれることに大変な魅力を感じたから。
授業内容についておしえてください。
インドの制度、文化、産業について学んだ。具体的には、インドを牽引する映画産業やIT産業、教育制度や福祉制度の現状、現在までの歴史やそれに基づく対外政策などを学んだが、いずれの授業も必ず質問の機会が設けられていたため分からない事はすぐに質問できた。また、ヴェーダ数学やヨガの体験では手や体を動かし、最後の週のワークショップでは実際に作品作りをするなど積極的な授業参加が求められた。さらに、学んだことを発表する機会が設けられ、その際にインドの学生達とコミュニケーションをとることができた。
プログラム履修前と履修後では、どのようにイメージが変わりましたか。
私はインドに造詣が深いと自負していたが、想像を超えるインドの多様性には驚かされた。カレーやナンが有名なのは全国で共通しているが、東西南北や州ごとに食事や宗教や文化などは独特の様相を呈している。さらに、州ごとに巨大な面積と人口を抱え、言語すら異なるので、この国を一言で表わすことはできないとつくづく思わされた。また、先に述べたように積極的な授業参加が求められたので想像よりもコミュニケーションをとれた。
プログラムを履修して、どのような能力が向上しましたか。
リスニング能力やスピーキング能力、またプレゼン能力が磨かれたのはもちろんだが、他言語混じりの英語を経験できるのはこのプログラムならではの特徴だと思う。先に述べたようにインドの人々は全員ヒンディー語を話すわけではないので、講義では様々なアクセントが混じった英語に触れることができ、アメリカやイギリス英語だけを聴いていた私には良い刺激になった。非ネイティブの英語を聴く力を涵養できることは国際的に活動する人にとって大きなメリットであると思う。
今後、プログラムで得た経験をどのように活かしたいですか。
プレゼン準備のために日本人学生とインド人学生で顔合わせをする機会があり、初めはなかなか会話できなかったものの、最後には少し打ち解けられた。画面越しといえども同年代の外国人とコミュニケーションをとれた経験を糧に、今まで二の足を踏んでいた千葉大学内の留学生との交流を増やしたい。また、ある先生が講義で他文化理解とは自国の文化をも理解することと述べられたように、他国との比較の中で日本の理解も深めたい。
オンラインプログラムへの参加を考えている学生へアドバイスをお願いします。
留学はただ英語を練習する機会ではなく、自分と全く異なった常識に真っ向からぶつかることができます。オンライン留学では国独特の雰囲気を肌身で感じることはできませんが、国の文化や歴史を少しでも多く知りたいという気概や学生と積極的な交流をしようとする姿勢があれば得られるものは多いはずです。端倪すべからざるインドを学ぶことで、これからの学生生活や今後のキャリアに良い影響が与えられることを切に願います。
1日のタイムスケジュール
07:30 起床
09:00 勉強
13:00 昼食
15:00 授業準備
17:30 オンライン授業開始
20:45 オンライン授業終了、感想記入
21:00 夕食
25:00 就寝