バサイトマ(ブシテマ)大学

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学年
2年
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所属学部
文学部
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参加プログラム
バサイトマ(ブシテマ)大学プログラム
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留学期間
2025年2月(2週間)
本プログラムを選択した理由をおしえてください。
このプログラムで取り上げられるSDGsは近年、グローバルな問題としてクローズアップされており、その重要性は概念的にわかっていても、その目標達成のためにどのように各国が具体的に取組んでいるのかを知る機会はほとんどない。このプログラムはウガンダにおけるNGO等の具体的活動を知ることができるばかりでなく、彼らが抱えている問題点や担当者との質疑応答が十分期待できるものだったため。
授業内容についておしえてください。
SDGsが人権の問題や環境問題といかに深くかかわっているかについて、米国とウガンダの専門家からの講義を受講し、その内容に関するグループ内でのディスカッションと専門家との質疑応答のみならず、ウガンダで具体的に活動しているミッションドリブン会社、NGO、カンパラの都市機構の担当者による具体的活動や活動における課題を含めたプレゼンテーションとそれに対する質疑応答の実施、最後に、これらの活動に対する具体的問題点の洗い出しと解決案をグループワークを通じたプレゼンテーションの形で作成し発表する。プログラムを通じてSDGsの問題を自分たちの問題として捉えることができる。
プログラム履修前と履修後では、どのようにイメージが変わりましたか。
ウガンダと日本と国は違っても、SDGsの重要性の認識と解決の方向性は全く同じであり、さらには、国単独で解決できる問題ばかりでなく、グローバルな協力によらなければ解決できない問題も多いということをあらためて知る機会となった一方で、この問題解決に世界各国の足並みがそろわない現状認識も深まった。
プログラムを履修して、どのような能力が向上しましたか。
英語に関しては英語での講義に対する理解力と英語でのディスカッション能力の向上が結果的に質疑応答能力の向上につながった。またプレゼンテーション作成過程で、SDGsに対するさらなる理解と具体的活動に対する問題点と解決策の議論を通じて、物事に対して常に問題意識を持つ姿勢と問題解決能力の向上が図られたと思う。
今後、プログラムで得た経験をどのように活かしたいですか。
誰もが一度は聞いたことのあるSDGsであるが、他人事あるいは国が解決すべきことと勘違いしている人も多いと思う。このプログラムで学んだのは、問題解決は個人ひとりひとりが強く認識して日々の行動の中でできることを実践することであり、問題解決は個人のモチベーション次第であるということである。こういった認識を強く持ち日常実践していければと考える。できれば多くの若い学生の方々にこの考え方を伝えていきたい。
オンラインプログラムへの参加を考えている学生へアドバイスをお願いします。
海外赴任9年(ロンドン、香港)の経験からすると、英語能力(聞く、話す)向上のためには現地に留学し、現地の人々と積極的にコミュニケーションを図るのが最も有効です。時間等の事情でオンライン留学を選択した場合も、積極的にプログラムに参加することが重要です。英文法にこだわりすぎず相手に伝わる英語を恥ずかしがらずに話す、こういった経験が英語力向上に間違いなく繋がると思います。
1日のタイムスケジュール
<午前授業の場合>
7:00 起床
8:00 オンライン授業の準備
9:00 オンライン授業(3時間)
15:00 授業の復習(課題がある場合は課題取組)(2時間程度)
23:00 就寝