国立政治大学

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学年
3年
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所属学部
法政経学部
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参加プログラム
国立政治大学
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留学期間
2023年8月(3週間)
本プログラムを選択した理由をおしえてください。
第1の理由は、経済的負担が少ないからです。僕は当初、イギリスへの渡航プログラムを選択しようとしていたのですが、家計への負担が大きかったためこれを断念し、オンラインのものを選ぶことにしました。そして第2の理由は、台湾が日本にとっては身近な国だと思ったからです。日本にも近く民間での交流も盛んな台湾のことをもっと知りたい、と思ったからこそ、数あるオンラインプログラムの中でも台湾のものを選択したのです。
授業内容についておしえてください。
このプログラムの授業内容を大別すると、台湾の「コロナ政策」「経済」「食・茶文化」「学生によるセミナー」「政治」の5つに分かれていました。
うち、最初の3つでは授業のまとめとして「プレゼン」を、「学生によるセミナー」では「Kahoot」というツールを使ったクイズを、そして「政治」ではレポートを書きました。
一例をあげると、「茶文化」の講義ではグループで決めた種類の1つの種類のお茶(例えば、緑茶の中でも「本山茶」)について、その歴史やそのお茶を使った商品などを紹介しました。
また、「Kahoot」でのクイズについては海外でも用いられている方法の一つであり、それを取り入れていて楽しかったです。
プログラム履修前と履修後では、どのようにイメージが変わりましたか。
台湾としてのイメージが、全体的に「鮮明になった」という感じです。
例えば、履修前は台湾の政治について「大まかに、中華人民共和国と対立している」という印象を持っていました。それが、このプログラムを通して「市民が政治を自分事として捉え、時には自ら大きな行動を起こす」というほどに積極的に関わっている、というイメージになりました。
プログラムを履修して、どのような能力が向上しましたか。
向上したこととしては、まずは英語でのコミュニケーションの自信です。
僕自身、講義の後にかなりの頻度で質問をしていたこともあり、講義が多い中でもコミュニケーションの機会を自ら作り出したことでこの自信に繋がりました。
他に挙げるなら、他文化への理解ですね。国外の文化を学ぶことで、「そういう文化もあるのか」と気付くことも多く、相手の人のバックグラウンド(背景)を知る一助になったと思います。
今後、プログラムで得た経験をどのように活かしたいですか。
近年は様々な国の人が日本に観光のために訪れたり、働きに来たりすることが多くなっています。そして世界で英語を話している地域はかなり多い(話者数ではなく、地域の広がりです)ので、留学プログラムを通してついた英語でのコミュニケーションでの自信を活かして、積極的に日本に来た外国の人の助けになりたいと思います。(道や施設の案内など。一見地味に見えますが、その人には結構大きな助けになります)
オンラインプログラムへの参加を考えている学生へアドバイスをお願いします。
僕は、まず「積極的に参加すること」が大事になると考えています。グループで会話や講義への質問を自ら率先して行うことで学びの機会も多くなりますし自信になるはずです。そしてもう1つ、(そのプログラムを受ける意思が強い場合は別ですが)オンラインプログラムの講義の時間帯を確認するのも大事だと思います。地域によっては講義が夜間に行われるものもあるので、生活リズムを考える必要もあります。その点、台湾は時差が少ないのでおすすめです。
1日のタイムスケジュール
8:00 起床
10:00 講義(午前)
12:10 昼食
14:00 講義(午後)
16:00 講義終了
20:00 夕食
23:00 就寝