千葉大学 海外留学情報

アルバータ大学

アルバータ大学
  • 学年

    2年(留学開始時)

  • 所属学部

    国際教養学部

  • 参加プログラム

    海外派遣留学プログラム

  • 留学期間

    2023年8月〜2024年4月

交換留学をしようと思ったきっかけや、留学先大学への交換留学を決めた理由を教えてください。

私は経済学について興味があったが、私が所属する国際教養学部では学ぶ機会が少なかったので、交換留学を通して勉強しようと思った。また、移民についても少し興味があり、カナダは移民大国であるので現地の移民がどのような生活を送り、どのように移民先の国の生活に慣れ、どのような経験をするのかを知るのに良い機会だと思った。まだ大学卒業後の進路は決まってないが、大学2年生で留学をすることで、3年、4年でもし就活する場合、影響が最小限に抑えられるのではないかと思い、2年の8月からの長期留学を決めた。

留学先大学について教えてください。

アルバータ大学はアルバータ州のエドモントンにある。大学の敷地はとても広く、図書館や寮、ジムなど様々な施設があり、また、学生や教授、職員などは様々な国出身の方で、国際色豊かな大学である。冬になると気温は氷点下40度まで下がるが、大学の建物はほぼ廊下で繋がっており、冬でも外に出ずに大学内を移動することができる。大学の近くにあるwhyte avenue は様々なレストランやお店が集まり、金曜日から週末にかけて学生で溢れていた。また大学内にあるバス停や地下鉄の駅からダウンタウンへのアクセスがとても便利である。

期末テストの様子

留学先の街や留学先大学キャンパスのおすすめの場所を教えてください。

キャンパス内で勉強するときは、午前1時まで開いているcameron library や24時間開いてるSUBやCABがおすすめである。図書館はキャンパス内で何個かあるが、閉館時間が場所によって異なるため注意が必要だ。また気分転換にfine arts buildingに行くと美術や音楽専攻の学生の作品を鑑賞することができる。そして、敷地内にあるメインジムはとても広く、様々なフィットネス機器があり、また学生証があれば誰でも利用可能なのでおすすめだ。

バンフ旅行

留学先での学びについて、授業内容とともに具体的に教えてください。

アルバータ大学では経済学を中心に、心理学や社会学、数学、統計学を学んだ。授業は基本二百人以上の大人数の授業が多かったが、中には少人数の授業もあった。基本eclass(千葉大でいうムードル)に事前にアップロードされたスライドを授業中に説明する流れで授業を行い、生徒の大半はiPadを使ってスライドのPDFにメモなどを書いていた。授業中、生徒同士でディスカッションをすることが多いが、特にグループ分けなどはされずに、自ら周りの人に話しかけ、ディスカッションすることが多い。宿題は毎週出され、中には専用のアプリなどを使って、経済理論を説明するプレゼンを作成し、生徒同士で評価し合うものから、エクセルを使ってグループワークをし、レポートを提出するlabまで様々なものが出されていた。

留学中の一番の思い出を教えてください。

期末テスト期間に友人と深夜まで勉強したことが一番の思い出だ。期末テスト期間は、大学全体が勉強モードになり、学生のメンタルを保つために、ボランティアによる学内アートの展示や学校による犬と触れ合うイベントなども開催される。勉強の合間に友人とイベントに参加したり、お腹がいたら、Uber eatsで大量にピザを買って一緒に食べたりなど、大変ながらもとても楽しかった。自分たちだけでなく、周りの学生も徹夜で勉強をしているので、全く知らない人から励まされたり、学生ボランティアからプレゼントをもらったりなど、大学全体が一丸となっている気がして、これぞ「学生生活」だなと感じた。

留学準備において大変だったことや、今後留学を考えている学生に留学準備段階でのアドバイスがあれば教えてください。

一番大変だったのは、費用の工面だった。円安が進んでいたため、当初の予算より大幅に出費が増える予想をしてたので、大学1年から大学2年前期にかけて、バイトを掛け持ってお金をためていた。アドバイスとしては、航空チケットは早めに買えば買うほど安くなるので、留学先の大学から合格通知が出て、ビザも取得したらすぐにチケットを買った方が良い。ビザの申請は意外と時間がかかる時があるので、なるべく早めに準備し始めると最終的に焦らなくて済むと思う。

留学経験を、この先どのように活かしていきたいですか。

今回の留学では経済学を中心に学んだが、それ以外にもカナダ現地で移民がどのような生活を送って、どのように現地での生活に慣れ、人間関係を構築していくのかを知った。これを卒業論文を書く際に役立てていきたいと思った。また、専門知識や語学だけでなく、様々な場面にどう対処するべきかも勉強した。これは将来社会に出た際に、大いに役立つだろうと考える。今回の留学は人間としても一回り成長できたと思う。

今後の派遣留学を希望する学生にメッセージをお願いします。

派遣留学の準備はとても大変だと思いますが、留学に行けば、様々な人と出会い、自分のものの見方や考え方を変えてくれるような影響を与えてくれます。様々な経験が得られる良い機会なので、挑戦してみる価値は絶対あると思います。

1日のタイムスケジュール

8:45 起床

9:00 統計学の授業

12:00 経済学の授業

13:00 寮で自炊/ 友人と学内でランチ

16:00 経済学の授業

17:00 グループメンバーとミーティングし、レポートを作成

19:00 寮で自炊/ 友人と夜ご飯

21:00 図書館で友人と勉強

24:30 就寝

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