University of Ostrava Summer School(チェコ・オストラバ大学)

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学年
2年
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所属学部
国際教養学部
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参加プログラム
University of Ostrava Summer School(認定プログラム短期留学Ⅱ)
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留学期間
2024年8月(約2週間)
このプログラムは、留学先大学への申込み、プログラム費の支払い、航空券及び宿泊先の手配等を学 生自身が行うものです。本プログラムを選択した理由をおしえてください。
航空券や寮の手配をしたり、現地への行き方や日本への帰り方を個人で決めたりしないといけないので、計画を立てる力や行動力を鍛えられる点がこのプログラムのよい点だと思いました。また、オストラバ大学のプログラムではビジネス関連について学べるとあり、それに興味を持ったのもこのプログラムを選んだ理由です。
授業やフィールドトリップ、オプショナルコース等、プログラムの内容についておしえてください。
プログラムは前半と後半に分かれています。前半ではTシャツ作りやスポーツアクティビティなどのワークショップがあり、後半ではこのプログラムの主な目的である、起業やビジネスのスキルを身につけるために経済学の教授の講義を受けました。もし自分が会社を設立する場合、どのようなものにするかを考えるワークショップが中心でした。例えば、顧客のニーズを考えながらアイデアを出し、全員に向かってプレゼンをしたり、その経営についてディスカッションしたりしました。また、プログラム全体では、オストラバのガイドツアーもありました。シティセンターなどの中心部以外に、産業遺産である溶鉱炉やチェコのスイーツ工場の見学も行いました。
プログラム履修前と履修後では、どのようにイメージが変わりましたか。
プログラム履修前は、起業について一番大切なのは資金だと思っていましたが、履修したことで、大切なのは資金よりも計画だというイメージに変わりました。起業する前に、自身の提供するものが誰にどの程度のニーズがあるのか確認して顧客数を予想したり、予想した結果から収入を計算したりするなど、起業や、そのビジネスが長く続くものにするために必要なことを多く学べたからです。


プログラム参加の準備から履修までを通して、どのような能力が向上しましたか。
プログラムの準備段階では、自分で計画して予約する力がついたと思います。プログラム参加中で考えると、大勢の聴衆の前で英語を話す力や、プレゼンテーション能力が向上したと自負しています。人前に立つときの緊張のほぐし方を教わり、実際に試してみると英語を人前でも話せたからです。また、ビジネスを学ぶ際にプレゼンの機会が多くありました。プレゼンには人前で話すことだけでなく、分かりやすいスライドを作ったり、聴衆とのエンゲージメントを高めたりすることが求められます。そのためこれらの能力が鍛えられました。
今後、プログラムで得た経験をどのように活かしたいですか。
計画する力とプレゼンテーション能力が特に役に立つと思います。効率の良い現実的な計画を立てる力は、何をするにしても必要な力だからです。またワークショップを通じて、プレゼンテーション能力は「自分の考えを相手に分かりやすく、興味を持ってもらえるように伝える能力」なのだと感じました。そのため、スライドはなくても、日常会話でも応用できると思います。さらに、大学や社内の発表など、様々な場面で活かしたいです。


認定プログラム短期留学への参加を考えている学生へアドバイスをお願いします。
このプログラムは現地との行き帰り、大学との連絡などを個人で行うものです。そのため何かしらのミスが起こる可能性が上がるので、早めの行動を心掛けるべきだと思いました。特に航空券や宿泊先の手配については、数か月前に予約が埋まることもざらにあるので、プログラムへの参加が決まった直後から考え始めるといいと思います。大変な分、英語力以外の力も身につけられるので、頑張ってください。
1日のタイムスケジュール
7:00 起床
9:00 授業
10:30 コーヒーブレイク
11:00 授業
12:30 昼食
14:00 授業
15:30 課題
19:00 夕食
0:00 就寝