千葉大学 海外留学情報

グローバルインターンシップ(マレーシア小売プログラム)

グローバルインターンシップ(マレーシア小売プログラム)
  • 学年

    2年

  • 所属学部

    国際教養学部

  • 参加プログラム

    グローバルインターンシップ

  • 留学期間

    2025年8月(2週間)

本プログラムを選択した理由をおしえてください。

多民族・多宗教の国であるマレーシアにおける小売業の展開や、インターカルチュラルな環境で働くことに関心があり、このプログラムに参加しました。小売業やマレーシアという国自体、そして「働くこと」そのものについて、新たな知見を得られることを期待して渡航しました。

授業やフィールドトリップの内容についておしえてください。

日本での3日間のプログラムを経て、マレーシアに渡航しました。日本では、イオンの企業理念やフレームワークなど、プログラムの基礎となる知識を講義形式で学びました。さらに、「イオンタマンマルリ店(マレーシアの店舗)に若者を呼び込むための施策を提案する」という課題が提示され、マレーシアではこの課題をゴールとして活動しました。現地では、イオンだけでなく競合となるショッピングモールを5店舗以上見学し、イオンを訪れているお客さまへのインタビューも行いました。また、現地の社員の方やZ世代の方による講義もあり、さまざまな形で学びを深める機会が用意されていました。

プログラム履修前と履修後では、どのようにイメージが変わりましたか。

日本で考えていた案が、マレーシアでは通用しないことを実感しました。例えば、宗教的配慮、民族性、休日の過ごし方などは、現地に行って講義を受けたりインタビューを行ったりしなければわからないことでした。最終課題に関すること以外にも、自由時間や食事によって、マレーシアの文化を沢山体験することができました。

プログラムを履修して、どのような能力が向上しましたか。

挑戦する力が身につきました。本プログラム内では、沢山の挑戦する機会が用意されています。例えば、現地の人にショッピングモール内でインタビューをすること、他大学の学生と混合のグループでマレーシアの社員の方に向けて英語でプレゼンをすることなどが挙げられます。普段意見を出すことを躊躇ってしまう自分にとって、様々な大学・学部の人とグループワークをすることや行動を起こすことは勇気がいることでしたが、グループの学生から刺激を得て、自らチャレンジすることができるようになりました。

今後、プログラムで得た経験をどのように活かしたいですか。

自分の興味があったインターカルチュラルな環境でのコミュニケーションについて考えを得るきっかけとなったので、これからのメジャープロジェクトに活かしていきたいと考えています。また、「働く」ということへのイメージを膨らますことができたため、本プログラムで出会った方々、特にマレーシアで働いている日本人社員の方の助言を参考にしながら、自分が後悔することのないキャリア設計をしていきたいと思っています。

渡航プログラムへの参加を考えている学生へアドバイスをお願いします。

本プログラムは、海外でインターンシップを行うという非常に貴重な経験をすることができます。日本とは全く違う環境で、自分がこれまで育ってきた環境では考慮しなくてもよかったことに気を配りながら施策を考えるという経験はとても学びになるものでした。多文化、多宗教な国に興味がある人、働くということのイメージをつけたい人にとてもおすすめの留学です。

1日のタイムスケジュール

6:30 起床

8:30 集合

9:00 午前のプログラム開始(講義/フィールドスタディ/プレゼン準備)

12:00 昼食

13:00 午後のプログラム開始(講義/フィールドスタディ/プレゼン準備)

17:00 振り返り

18:00 終了

19:00 次の日の準備、友人と夕食など自由時間

23:00 就寝

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