千葉大学 海外留学情報

ノルディック・ツーリズム

ノルディック・ツーリズム
  • 学年

    博士後期課程2年

  • 所属学部

    人文公共学府

  • 参加プログラム

    ノルディック・ツーリズム

  • 留学期間

    2025年2月(2週間)

本プログラムを選択した理由をおしえてください。

このプログラムに興味を持った理由は、プログラム開始前に自分で留学計画を立ててフィールドワークを行うという点に魅力を感じたからです。事前フィールドワークから現地での体験、そしてプログラム全体を通して自由度が高く、自分の興味関心を深掘りできる内容に惹かれました。

授業やフィールドトリップの内容についておしえてください。

事前学習としてフィンランドの観光地を訪れ、写真をたくさん撮るフィールドワークを行いました。プログラム中は、フィンランドが抱える環境問題や、観光業がもたらす経済的な利益と環境への影響について講義を受けました。また、現地ではロヴァニエミの観光スポットを巡り、持続可能な観光について具体的に学ぶ機会もありました。最終的には、フィールドワークや講義内容を踏まえ、雪像デザインのアイデアをまとめ、スノースカルプチャ(雪像づくり)を行いました。

プログラム履修前と履修後では、どのようにイメージが変わりましたか。

プログラム前は、英語での講義に対する不安が大きく、自分の英語力ではついていけないのではないかと心配していました。しかし、現地の先生方は丁寧でわかりやすい英語を使い、私の拙い英語にも耳を傾けてくれました。プログラム終了後には、英語への苦手意識が和らぎ、積極的にコミュニケーションを取ることへの抵抗感が減りました。

建築物 駅

プログラムを履修して、どのような能力が向上しましたか。

プログラムを通して、英語への苦手意識が大きく減りました。最初は自分の英語力に自信がなく、うまく伝わらないことを恐れていましたが、現地では、相手が私のレベルに合わせて話してくれることに気づきました。日本でも、日本語が苦手な人に対して自然と簡単な表現を使うように、英語話者も同じように配慮してくれます。こうした経験から、「伝えようとする姿勢」が何より大切だと実感しました。

今後、プログラムで得た経験をどのように活かしたいですか。

現在、教育関係の研究に取り組んでおり、英語の論文を読む機会が多くあります。将来的には自身の研究成果を英語論文として発表することも視野に入れています。今回のプログラムで培った英語でのコミュニケーション力や、異文化への理解を活かし、国際的な視点を持って研究を深めていきたいです。

渡航プログラムへの参加を考えている学生へアドバイスをお願いします。

大学在学中に、海外で学ぶ機会はとても貴重です。卒業後は時間的にも経済的にもハードルが高くなり、こうしたプログラムに参加できる機会は限られると思います。少しでも興味があるなら、ぜひ思い切って挑戦してほしいです。語学に自信がなくても、現地での経験や出会いを通して得られるものは想像以上に大きいので、勇気を出して一歩踏み出してみてください。

1日のタイムスケジュール

7:00 起床

9:00 授業(もしくはワークショップ)

12:00 昼食

14:00 授業(もしくはワークショップ)

18:00 夕食

19:00 自由時間(散策や仲間との交流など)

23:00 就寝

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