パナマ工科大学(パナマ)オンライン留学

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学年
3年生
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所属学部
文学部
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参加プログラム
パナマ
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留学期間
2025年9月(3週間)
本プログラムを選択した理由をおしえてください。
就活(公務員試験準備)、経済的・家庭的事情のため、現地へ赴くことが難しかったのでオンラインプログラムにしました。全学募集のオンラインプログラムの中で、以前から興味を持っていたパナマ運河及び周辺の地理・歴史といった講義内容を含むパナマ工科大学を選びました。また、講義時間が午前なので、午後や夜の時間を自己学習など自由に使えるということも選んだ一因です。
授業内容についておしえてください。
3週間のうち、1週間ずつそれぞれパナマ運河の歴史・地理、パナマの物流、中南米を中心とした森林工学がテーマでした。 日本ではあまり聞く機会のないことを詳しく話してくださいました。歴史の話で言えば、パナマ運河の建設はまずフランスが一度失敗しており、そこから教訓を得たアメリカが疫病の対策を施し、運河の形式を変更してようやく成功に漕ぎ着けました。物流における海運の優位性、地球規模の森林保全状況や中南米の植林についても楽しく講義を聞かせてもらいました。 また、週の最終日には現地の学生を含めたクイズ大会に参加し、パナマの音楽やお祭りについてのお話をお聞きしました。
プログラム履修前と履修後では、どのようにイメージが変わりましたか。
パナマについては、中南米の中でもあまり詳しく知りませんでした。今では、地球規模で重要な物流拠点であるパナマ運河を有していること、政治的に安定で他の物流プラットフォームも整っており中南米内において行きやすい場所であること、チークの植林が進んでいることを知っています。 また中国系である私にとって、中国系の人が8%ほどいるということもかなり驚きました。全体的にパナマとの心理的距離が縮まりました。
プログラムを履修して、どのような能力が向上しましたか。
英語だけの講義なので、専門用語が分からないことも多かったです。少しでも集中していなかったり、逆にある事に集中しすぎると、普段の講義以上に話の流れが分かりにくかったです。 しかし、分かる部分だけでも疑問とともに記録して、後ほど質問したり自ら調べたりすることで少しでも講義に食いついていく力が得られました。英語への慣れやそれぞれのテーマについての知識もある程度身につきました。
今後、プログラムで得た経験をどのように活かしたいですか。
今後特段英語を用いる職業に就く予定はないのですが、今や英語はどこでも使う機会があるので、その際に活かしたいと思います。 また、パナマの地理や歴史、一般的な環境や物流についての知識は身の回りや世界全体の状況を把握することに役立てます。
渡航プログラムへの参加を考えている学生へアドバイスをお願いします。
初めて留学をするのにオンライン講義はやりやすいと思います。Zoomの字幕を参考にし、スクリーンショットを撮ることも効果的でした。 質問がある際も現地の先生方は丁寧に対応してくださったので、遠慮なく訊けます。授業中に質問するのが難しくても、始まる時や終わる時に質問をするとハードルを感じにくいかもしれません。その場で質問の内容を整えるのが難しいのであれば、予め用意して思い切りよく切り出すのが良いです。
1日のタイムスケジュール
7:20 起床
8:00 オンライン授業
10:00 オンライン授業の復習
12:00 昼食
13:00 その他勉強・自由時間
23:00 就寝