千葉大学 海外留学情報

ジャマイカ工科大学

千葉大学ロゴマーク
  • 学年

    2年

  • 所属学部

    理学部

  • 参加プログラム

    ジャマイカ工科大学

  • 留学期間

    2023年9月(3週間)

本プログラムを選択した理由をおしえてください。

新型コロナ感染症の影響を考え、はじめからオンラインプログラムに参加しようと考えていた。また参加するのなら、その国の文化だけでなく専門的なことも学べるものに参加してみたいと考えていた。ジャマイカ工科大学のオンラインプログラムは、自然環境について学ぶことができると紹介されていた。そのため地球科学科で近しいことを学んでいる者としてプログラム終了後も学んだことを生かせるのではないかと考えた。

授業内容についておしえてください。

授業では大きく分けて3つの項目について学習した。

1つ目は自然環境についてだ。この分野では自然保護地区や珍しい動植物について学んだ。ジャマイカでしか見ることができないものの写真や映像がたくさん使われていたのが印象に残っている。

2つ目はエネルギーについてだ。この分野ではエネルギーの変移の歴史やエネルギーの種類、エネルギー問題対策について学んだ。日本とはエネルギー問題の対策法がかなり違うところが印象に残っている。

3つ目は文化についてだ。スポーツや音楽、ダンス、食べ物について現地の大学に通っている方が紹介してくれた。なかなかジャマイカの文化を学ぶ機会がないため、どのお話もとても面白かった。

プログラム履修前と履修後では、どのようにイメージが変わりましたか。

受講する前からジャマイカは自然にあふれた環境というイメージは持っていたが、エネルギーについてはあまり取り組んでいないのではないかと考えていた。しかし講義を受けるとエネルギーの印象が覆った。具体的な目標を決めて、エネルギー問題についてとても積極的に取り組んでいることが分かった。

プログラムを履修して、どのような能力が向上しましたか。

1つ目は専門用語の単語力だ。講義はすべて英語なので、内容を理解するには事前に分からない単語を調べる必要があった。この「単語予習→講義をきく」を繰り返したことで、実践的な単語の学習ができたと思う。

2つ目はリスニング力だ。初日は全て英語で話される講義を理解するのが大変だった。しかし、毎日講義をきいたことで耳を慣らすことができた。

今後、プログラムで得た経験をどのように活かしたいですか。

これからの英語力向上に活かしたい。講義内にはジャマイカ工科大学の方とディスカッションをする機会があった。その時に言いたいことがあってもそれを英語にできないもどかしさを感じたことがあった。この経験から「スムーズに英語を話したい」という気持ちが強くなりEnglish Houseにて会話レッスンを受けるようになったため、これからも継続したい。

また自分の学んでいる地球科学に近かったため、知識としてこれからも使っていきたい。

オンラインプログラムへの参加を考えている学生へアドバイスをお願いします。

オンラインプログラムは、現地の方とも同じプログラムを受けている人とも関われるのは講義内だけです。その短期間の関わりだからこそ、私は失敗を恐れずに発表やディスカッションに参加しやすかったです。いきなり海外へ行くのは不安、海外に行って交流できるだろうか、という人はオンラインプログラムに参加してみるのをおすすめします。

1日のタイムスケジュール

7:00 起床・朝食

8:00 オンライン講義開始(トピックについての講義)

9:00 休憩(大体10~15分ほど。先生によってはない場合もある)

9:10 オンライン講義(講義のつづき、もしくはグループディスカッション)

10:00 オンライン講義終了・オンライン講義の課題

12:00 昼食

13:00 自由時間(読書や課題、用事など)

17:30 アルバイト

20:00 夕食

21:00 講義内容の予習(資料上の知らない単語を調べるなど)

24:00 就寝

留学体験談一覧に戻る
TOP