千葉大学 海外留学情報

ユヴァスキュラ大学

ユヴァスキュラ大学
  • 学年

    4年(留学開始時)

  • 所属学部

    国際教養学部

  • 参加プログラム

    海外派遣留学プログラム

  • 留学期間

    2023年1月~5月

交換留学をしようと思ったきっかけや、留学先大学への交換留学を決めた理由を教えてください。

高校生の時から漠然と海外留学へのあこがれは持ち続けていました。未知のものと出会い、知ることが楽しいと感じていたためです。大学に入ってから、国家間の結びつきが強いヨーロッパに留学し、社会や言語の在り方を見てみたいという気持ちが強くなりました。
大学3年生の時に『国際教養学部海外派遣プログラム』でユヴァスキュラ大学のサマースクールに参加し、異文化間コミュニケーションに関する授業を受けました。その時にコミュニケーションに関する研究の面白さとユヴァスキュラ大学とそこで出会った教授の魅力に気づき、長期派遣をすることに決めました。

留学先大学について教えてください。

ユヴァスキュラ大学はフィンランドの中でも長い歴史のある大学で、建築家、アルヴァ・アアルトがデザインしたレンガ造りの建物が現在も使われています。学部数は6,学科数は15で、14300人の学生が滞在しています。3つのキャンパスが隣接し、ユヴァスヤルヴィ湖にかかる橋で行き来することができます。
大学のあるユヴァスキュラという町は首都ヘルシンキから車または電車で3時間ほどの場所にあります。観光のメインになるようなきらびやかな街ではないものの、自然が豊かで落ち着いた印象のある街です。学生の数も多いため、非常にすごしやすい環境です。

留学先での学びについて、授業内容とともに具体的に教えてください。

Faculty of Humanities and Social SciencesのDepartment of Language and Communication Studiesという学部に留学していたので、コミュニケーションに関する授業をメインに取りました。企業の経営とコミュニケーション、インターネット上でのコミュニケーション、異文化間コミュニケーションなど、様々な角度から「コミュニケーションとは何か、現状とどうあるべきか」を論じる授業を受け、興味深い研究に触れることができました。
また、せっかくならフィンランドについて学ぼうと思い、フィンランド語の授業と、フィンランドの歴史と文化に関する講義も受講しました。日本語とはもちろん、英語ともあまり似ていないフィンランド語は複雑ですが面白く、現在も独学で勉強を続けるほど好きな言語になりました。また、高校世界史ではあまり取り沙汰されないフィンランドの歴史や文化を深く知ることができてよかったと思います。

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留学準備において大変だったことや、今後留学を考えている学生に留学準備段階でのアドバイスがあれば教えてください。

出国までに必要な手続きをすべて自分で進めなければならなかったのが大変でした。VISAの申請や保険加入手続きなど時間のかかるものがほとんどなので、前もって準備を進めることが大切だと思います。
また、留学と就活を並行して行うのはお勧めしません。時差もあり非常に大変でした。就活の時期と留学期間が被るという方は、就活のスケジュールもよく検討したうえで留学に臨むべきだと思います。

留学経験を、この先どのように活かしていきたいですか。

まずは留学先で学んだ知識をもとに卒業論文の執筆に力を注いでいきたいです。また、留学を経て、フィンランドに住むことが人生における大きな目標となりました。そのためにも語学学習は継続して行っていこうと思います。

今後の派遣留学を希望する学生にメッセージをお願いします。

留学を通して得た経験はとても貴重で将来をよりよくしてくれるものになります。これから留学に挑戦する皆さんが、今まで知らなかった言語、文化、社会、学問などといった新しい世界に出会えることを楽しみ、充実した留学生活を送れることを願っています。

1日のタイムスケジュール

5:30 起床

6:30 就職活動(企業説明会、面接)

9:00 講義

12:00 大学のカフェテリアでランチ

13:00 図書館で課題

18:00 友人と夜ご飯

20:00 日本の友人と電話

21:00 サウナ

23:00 就寝

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