千葉大学 海外留学情報

アルバータ大学(カナダ)

アルバータ大学(カナダ)
  • 学年

    4年

  • 所属学部

    教育学部

  • 参加プログラム

    海外派遣留学プログラム

  • 留学期間

    2024年8月~2025年4月

交換留学をしようと思ったきっかけや、留学先大学への交換留学を決めた理由を教えてください。

交換留学を志したきっかけは、学部で英語教育について学んでいるため、もう少しその学びを深めたいと考えたからです。その際に移民が多く、ESLという英語を第二言語として教えるという教育が盛んなカナダを候補にあげました。また大学の授業を調べた際に、興味のある授業がいくつかあったため、この大学に決めました。また、海外で暮らすということで、自身の知見を広めたいということや、英語の面に関しても、実際に使用をするということで、スピーキングやリスニングの力を高めたいこともきっかけとなりました。

留学先大学について教えてください。

アルバータ大学はカナダのアルバータ州、エドモントンに位置しています。自然が豊かな大学で、キャンパスの施設やイベントも充実しており、非常に過ごしやすいです。大学は国際色が豊かで様々な国からのインターナショナル生が多くいます。アルバータ州は少し乾燥していて、秋、春は過ごしやすい気候でした。しかし、冬の寒さは厳しく、-30度辺りまで下がります。大学の近くにはダウンタウンやお店のたくさんある通りなど、バスを使って様々な楽しみがありました。

留学先の街や留学先大学キャンパスのおすすめの場所を教えてください。

エドモントンのおすすめの場所は2つあり、1つ目はWhite Avenueという小さなお店が集まっている通りです。かわいい小物やアイスクリーム屋さんなど、土日は人でにぎわっています。2つ目は大学の近くの橋のある川沿いです。リフレッシュをするのにぴったりの場所でした。キャンパス内のおすすめは大学内の図書館や各学部棟の勉強スペースです。特に図書館は24時間空いているものもありました。

勉強場所キャンパス

留学先での学びについて、授業内容とともに具体的に教えてください。

留学先では教育学部に所属し、TESL(Teaching English as a Second language)の授業を主に履修しました。背景となる理論やカナダの人々の言語的、文化的バックグラウンドのことを学ぶ基礎的な授業から、実際に指導案を書くような授業、また、英語の文法を教えることに関しての授業も受講しました。より他にも文学部の第二言語習得についての授業や自身の知識を増やすために、Raceやインクルーシブ教育に関する授業も取りました。様々な年齢、言語文化的バックグラウンドを持つ学生と共に学ぶことが出来たので、広く深い学びができたと思います。ディスカッションなどをする授業が多く非常に学びごたえがあり、楽しかったです!

留学中の一番の思い出を教えてください。

1つを選ぶことは難しいですが、学習面では自分が今まで知らなかったような色々な気づきや学び、刺激的でとても優しい仲間と一緒に学ぶことが出来たことです。生活面では,バンクーバーやトロントへの旅行なども楽しかったですが、普段の夜ご飯を友達と外で食べたり、一緒に勉強や土日に出かけたこと、様々なことを夜遅くまで話したこと等、何気ない日常と、などの今後もつながっていきたいと思えるような友達に沢山出会えたことだと思います。

植物園 そり滑り クリスマス

留学準備において大変だったことや、今後留学を考えている学生に留学準備段階でのアドバイスがあれば教えてください。

ビザの取得などはいつ頃結果が戻ってくるのか、どれほどの情報を提出をしたら良いのか等が分からず、念には念を入れようと色々と準備をしたため、かなり大変だった覚えがあります。また、現地の様子など事前に知ることはほとんど限られている中で、何を持っていくべきかなどは迷いました。これは少し異なりますが、語学面はスコアに関しては一定の基準をクリアしたら出願できるとは思いますがやはりあればあるほど越したことはないので、出来るだけ勉強をしておくと良いと思います。

留学経験を、この先どのように活かしていきたいですか。

学習面、生活面と多くの学びがありました。一番大きな学びとなったのは、色々な文化的バックグラウンドを持つ友達と関われたことです。日本だと当たり前だと思っていたことも、きちんと口に出さないと伝わらないことがあったり、気にしている人が少ないこともあり、驚くこともありました。また、色々な文化のあたたかい一面や、参考にしたい考え方などにも触れられました。また、日本の文化の良いところの再発見もできたと思います。これらの気づきを忘れずに、様々な人のの考え方や文化に柔軟になって、コミュニーケーションを取れるようにしていきたいと思います。

今後の派遣留学を希望する学生にメッセージをお願いします。

8か月という短い期間ですが、多くの人に関わり、様々な学びがあり、人生で一番濃密な時間でした。日本にいるだけでは、体験できなかったこと、考えることはなかったことなど、留学の機会をいただくことが出来、心から良かったと思います。大変なことも沢山ありましたが、自分から働きかけることで開く道があると思います!また、同時にそれは周りの助けがあったからでもあります。人の縁と関係を大切にして、ぜひ充実したものにして下さい!

1日のタイムスケジュール

8:00 起床

8:30 課題と予習

9:30 インクルーシブ教育の授業

11:00 日本語のクラスのボランティア

12:45 学校のダイニングでお昼

13:30 図書館などで勉強と次の授業の予習

17:00 TESLの授業(授業の無い日は、引き続き友達と勉強など)

20:00 友達とご飯、映画鑑賞など

24:00 就寝

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