千葉大学 海外留学情報

東フィンランド大学(フィンランド)

東フィンランド大学(フィンランド)
  • 学年

    3年(留学開始時)

  • 所属学部

    国際教養学部

  • 参加プログラム

    海外派遣留学プログラム

  • 留学期間

    2025年1月〜2025年5月

交換留学をしようと思ったきっかけや、留学先大学への交換留学を決めた理由を教えてください。

自分のやりたいことに一番時間を使うことができるのは、大学生の時だと考えたからです。また、授業料の負担減や給付型奨学金が取得できる可能性、単位交換制度、これらの点から交換留学をおすすめします。東フィンランド大学は森林学等の環境系の分野において強みを持っており、自分の専攻と合致したため、留学先として選びました。

留学先大学について教えてください。

留学生団体やスポーツ会員など、留学生が利用したり参加する事ができる機会が多いのが、東フィンランド大学の魅力だと思います。キャンパスには図書館や学食、学部等があり、端から端まで徒歩15分程度の大きさです。図書館や学部棟には充電しながら勉強できるスペースが多くあり、学食は2.3€でオシャレなご飯を量も多く食べることができます。キャンパスは市の中心地から徒歩15分の位置にあり、スーパー以外のほぼ全てのレストランやお店はここにあります。

キャンパス① 学食② 図書館

留学先の街や留学先大学キャンパスのおすすめの場所を教えてください。

ヨエンスー市は、自然豊かな田舎であり、軽井沢のイメージに近いですが、学生が多い都市でもあります。1月〜4月はオーロラを見ることもでき、5.6月の暖かい日には湖に面したビーチでのんびりすることもオススメです。土日はセカンドハンドのお店をハシゴしたり、地域のサッカーコミュニティに参加して過ごしていました。

留学先での学びについて、授業内容とともに具体的に教えてください。

環境政策やそれに関連する事柄について学ぶことができました。特にBoreal and Arctic socio-ecological systemsは、亜寒帯や北極圏における環境・社会・政策の網羅的に学ぶ事ができます。気候変動や環境正義に関心のある学生にオススメします。具体的には、自然環境(気候・生態系・生物多様性等の自然環境)、地域社会(現地住民、サーミ・イヌイット等の先住民)、気候変動(氷の減少、動植物の生息域変化、伝統的生活への影響)、天然資源の利用と持続可能性(森林、漁業、鉱物資源)、ガバナンス(国際的枠組み、地域間の対立と協調)等について学ぶ事ができます。

留学中の一番の思い出を教えてください。

友人を20人以上、作る事ができたことです。私は英語4技能のうちSpeakingが一番苦手でした。そのため留学前に文法を猛勉強し、必死に会話に喰らいつきました。その結果、ただ会話するだけでなく、パーティーに招待されたり、企画する事もできるようになりました。飛び入りで少人数の誕生日パーティーに参加し、初対面の人全員と仲良くなれた時は、特に自分の成長を実感しました。

留学準備において大変だったことや、今後留学を考えている学生に留学準備段階でのアドバイスがあれば教えてください。

大変だった事は、IELTSのスコア取得と志望理由書の作成です。私は英語4技能のうちSpeakingが一番苦手でした。IELTSもSpeakingが原因で最終的に4回受験しました。他の3技能を伸ばすことで、スコアは6.0としました。自分の場合はがっちゃん英語の書籍や動画を使って文法から勉強し直す事が、Speaking攻略に効果的でした。志望理由書の作成では、学びたい専門分野と志望先の国・大学との関連性、これが重要でした。派遣留学経験者の方と何度も添削する事を通して、自らの考えを言語化することも必要不可欠であったと思います。最後に変換器は3つ以上持っていく事をオススメします。

留学経験を、この先どのように活かしていきたいですか。

留学経験を通じて培った多様な価値観への理解力や柔軟なコミュニケーション能力を、今後の国際的な仕事や地域連携の場で活かしていきたいと考えています。異なる文化や考え方を尊重しながら、課題解決に取り組む姿勢は、グローバル化が進む社会において重要であると考えています。この経験を基に、人・地域・世界をつなぐ存在を目指します。そのため、将来、モビリティメーカーや公共交通機関等で働く事ができるよう、努力を続けていきたいと考えています。

今後の派遣留学を希望する学生にメッセージをお願いします。

言語、費用、環境、今後など不安に思う事は沢山ありました。でも最低限の準備や知識があればなんとかなります。そしてこの苦労の連続は大きな意味があっ
たと思っています。1人では生きてはいけない。だからこそ、コミュニケーションを取るための準備や知識が重要であり、実践する機会として、交換留学に行ってよかったと考えています。

学食① 登下校


1日のタイムスケジュール

7:30 起床

9:00 就活のESを提出

10:00 Boreal and Arctic socio-ecological systems の授業

12:00 カフェテリアでランチ

13:15 次の授業まで図書館で予習

14:00 Development Crisis and Globalization の授業

17:00 友人とサッカー

20:00 夜飯

21:00 課題

24:00 就寝

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