千葉大学 海外留学情報

レイクヘッド大学(カナダ)

レイクヘッド大学(カナダ)
  • 学年

    2年(留学開始時)

  • 所属学部

    国際教養学部

  • 参加プログラム

    海外派遣留学プログラム

  • 留学期間

    2024年8月~2024年12月

交換留学をしようと思ったきっかけや、留学先大学への交換留学を決めた理由を教えてください。

多民族国家であるカナダに長期間留学して日本人の少ない環境で英語でコミュニケーションを取りながら生活し、様々な国から訪れる学生たちと共に学ぶことで視野を広くし、国際的な価値観に触れてみたいと思い留学を決めた。特にカナダは食物アレルギーやヴィーガン、ベジタリアン、ハラルといった食事対応の制度や商品が充実しており、食に制限やこだわりがある人が外食や買い物を多くの選択肢の中から選んで楽しく過ごすことのできる国だと思う。実際にレストランやスーパーを訪れ、その対応などから学び、日本で外国人の方々が安心して楽しく食を楽しんでもらうためにできる工夫はないか探求したかった。

留学先大学について教えてください。

サンダーベイには大自然を感じるスポットが多くある。土地が広いため移動が大変なのが少し難点。キャンパス内の自然も豊かで野生のリスやギ―、シカなどを見ることができる。11月でも夜にはキャンパス内でオーロラを見ることができ感動した。サンダーベイはカナダの中でも晴天の日が多い地域でお出かけ日和の日が多い。寮や大学主催のイベントが多くあり、ハイキングやピクニック、ボートツアーなどアクティビティの機会もたくさんあった。友人と地域のボウリング場やゲームセンター、ショッピングセンターやローカルマッケート、映画館なども楽しむことができ学修・生活面ともに充実していた。

広大なキャンパス 友人とイベントへ.

留学先の街や留学先大学キャンパスのおすすめの場所を教えてください。

広いキャンパス内で自然を感じながら散歩をすることでリフレッシュしていた。自分なりの散歩ルートを作るのもよいと思う。マッケイ山のハイキングはロッククライミングかと思うほどきつかったが、絶景なのでぜひ挑戦してみてほしい。マリーナパークで穏やかな湖を見たり綺麗な夕焼けを見ることもでき、夏のスペリオル湖のボートツアーは非常に楽しかった。地元のビール工場でカナダビールを試してみるのも面白いと思う。

留学先での学びについて、授業内容とともに具体的に教えてください。

毎授業ごとに事前に映画を視聴したり先住民に関する論文を読んだりし授業内でさらに詳しく学び意見交換をした。授業内のディスカッションやライティング課題は突発的で慌てることも多かったがとにかく何か書いて出したり何か意見を言ったりした。事前準備ができない分少しの失敗は気にならなくなり、瞬発力が鍛えられた。レポートの書き方も学ぶことができ、回数を重ねていくうちに長文を書くことにも慣れてきた。
移民の歴史については双方の視点から学び、自分の家族の歴史や故郷についてもエッセイ課題やプレゼンを行った。初めは原稿を読むだけで精いっぱいだったが、次第にジェスチャーを使ったり原稿をガッツリ見なくても発表できるようになった。移民資料に関する分析をグループで行い、ミーティングの中で自分の意見も伝えることができグループプレゼンも完成させることができた。
カナダの社会制度に関しては教科書を読み込みテストに備えた。設問数も多く時間的にも厳しかったが、隙間時間を活用しながら乗り越えることができた。

留学中の一番の思い出を教えてください。

学修面:リーディングや様々な訛りがある英語、ネイティブスピードの英語のリスニングスキルに加え、エッセイやレポートの書き方を学びライティングスキルも向上したと感じる。授業内のディスカッションでの発言、プレゼンでの発表、グループワークなど苦手意識はあるものの恥を捨てて発言したり、積極的に話し合いに参加したり提案したりして食らいつきながらやり切ることができたことは大きな成長だと思う。
生活面:日常における英会話がすごく楽しく感じた。友人との食事や授業内でのコミュニケーションで面白い話や新しい発見があることがモチベーションになり自分から積極的に話しかけられるようになったことが嬉しかった。

留学準備において大変だったことや、今後留学を考えている学生に留学準備段階でのアドバイスがあれば教えてください。

初めての海外への渡航だったので入国審査の厳しさ、日本製品がそのまま使えるか、日本からの薬や食品の持ち込みについてわからないことが多かった。そのため英文の証明書をたくさん用意した。実際は書類を出す必要はなくパスポートだけで通過でき、プラグの形状も日本と同じであるため充電器などをそのまま使うことができた。預入荷物は23キロ1つまででオーバーする場合は追加料金を払うためパッキングも大変だったが帰国の際に1キロオーバーしても大丈夫だった。単語は増やせるだけ増やしてから行くと会話がより楽しいものになると思う。文法よりも単語や発音が大切だと感じ、日本語訛りの英語もできるだけ直すことができると相手も聞き取りやすく意思疎通が上手くいくと思う。

留学経験を、この先どのように活かしていきたいですか。

今後の英語スキルをブラッシュアップさせるモチベーションになった。世界中に友人ができたので、旅行などで訪れて再会したい。そこで成長した英語スキルでコミュニケーションを取れたら嬉しい。また就職活動においても英語の使用や国際的に働くことも見据えて考えていきたいなと思う。

今後の派遣留学を希望する学生にメッセージをお願いします。

派遣留学は英語スキルの向上だけでなく、自身の成長や広い視野、国際的な価値観の取得にも繋がります。慣れない生活・学修環境で苦労することや英語がうまく伝わらずコミュニケーションが億劫になることもありますが、それを乗り越えられると嬉しいですし、サポートしてくれる人もいます。イベントなどに積極的に参加し、繋がりを作っていってください。毎日新しい発見があり、とても楽しく貴重な経験になると思います。失敗を気にせずチャレンジしていってほしいです。

ボートツアー キャンパス内オーロラ

1日のタイムスケジュール

7:00 起床

7:30 予習

9:00 レジデンスカフェで朝食

10:00 Finish Migration to North America 1850-1960の授業

12:00  レジデンスカフェで昼食

14:30 Indigenous People and the Landの授業、自習や課題

17:30 レジデンスカフェで夕食

20:00 友人とジム

22:00 シャワー

23:00 就寝

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